発達が気になるお母様へ

指摘されたり、気になることがあったら、
まずは「専門へ相談を」
カウンセリングでは
出生時から現在までの成長の様子、日常の過ごし方や困っていることなどについて、これまでのメモなどを参考に保護者の方にお伺い致します。
質問に答えられるお子様には面接を行います。面接できない場合は、カウンセラーと遊ぶ様子などを通じて、お名前を呼んだときの反応、言葉の発達の具合、視線を合わせるかどうかなど、お子様の行動を観察します。
結果、発達課題の傾向が高い状況が見受けられる際は、自治体や専門機関へのご提案を差し上げます。
その後、専門機関との連携を取りながらお子様と保護者の方へのカウンセリングをしていきます。
育児書などでは「発達の目安」を目にしたり、同じ年齢のほかの子と比べたりして、子供の発達に心配や不安を感じたことがあるという保護者の方は少なくありません。
「よその子はもうつかまり立ちができるのに…」「いつになったら言葉が出るのかな…」など、気にし始めると心配は大きくなります。
子どもはみんな同じように発達や成長をするわけではなく、発達の早い子もいれば遅い子もいます。
「発達の目安」に示されているのはあくまでも平均的な目安に過ぎません、○○ができるようになるノルマでもありません。「発達の目安」に合わせることを目指すよりも、お子さんの特性に合わせた育て方を考えていくことの方が大切になります。他者からの声に耳を傾ける事も必要な場合がありますが、あくまでも専門の機関へご相談をすることをおすすめしています。
特性が他のお子様と違っていても、「お子さんの特性を生かす」練習をしていくことでこれから起きる人生のイベントに適応しやすくなることが多くあります。
多様性という言葉も今は受け入れやすい時代となりました。
一人一人違って当然という考えと、今後どのような事を習得していく必要があるのか、そのためにどのような事を練習すると良いのかを一緒に考えサポートさせていただきます。
「療育」という
ソーシャルスキルトレーニング
様々なプログラムを通して対人関係など社会生活に必要なスキルを学んでいく支援のことです。
発達課題が見られるお子様に対して特性に配慮した支援を表す言葉として使われるケースが多くあります。
ただ、この支援は公的に受けられるサービス(支援)とされていますので医師の診断や手続きが必要になります。
その為、お子様の発達に気になる点がある場合は、専門機関へご相談されてみることで明確になり、負担が少なく支援を受けられるケースがあるのです。
くれたけ心理相談室 田中絵里カウンセラーは発達障害の方へのソーシャルスキルトレーニングに適した国家資格である公認心理士師を保有しております。
ご不安がある場合、一度お問い合わせくださいませ。