そこには背景があるから

自身を守るのは本能

日常の生活の中で様々な人と関わり合い過ごしていると

辛い言葉を突き付けられたり、苦手な人間関係をこなさないといけない状況、他者からの印象を良くしたい、嫌われたくないなど、感情や心理が働きます。

時には、相手に感情をぶつけ、傷つけてしまうこともあるのかもしれません。
誰も、衝動的に伝えたいと思っているわけではありませんし、可能ならば落ち着いて思いを伝えたいと思っているはずです。

ですが、状況やこれまでの気持ちの整理がつかないまま、心がこわれてしまうような感覚になってしまうのではないでしょうか。

感情的に言われた人も、もちろん不快になります。
素直になれない状況があるからだと思うのです。

見えているものよりも、見えない心の感情、隠している気持ち、を上手に自分でコントロールしながら、相手に伝えられるようになると話し合いとして成立するのではないかと思います。

感情をコントロールことは難しいことです。
自分の感情に、自分自身が振り回されないように意識してみることが第一歩でしょうか。

自身も苦しく、辛い時間を過ごし気が付くまで余裕がないかもしれませんが、もしかして、相手へも同じ辛さを与えているかもしれません。

人を変えることは、とても大変ですし、変われないことが多くあるのも人間なのでしょうか。

どうかご自身の感情を上手にくみ取ってあげてくださいませ。

田中絵里

心地よい日々を

田中絵里
田中絵里公認心理師 福祉医療系専門学校講師・ケアマネに従事
いつもかわらず在る場所より幸せを願っております。

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