かけがえのない命

8月6日未明

ペットの愛おしいうさぎのチョコくんが

旅立ちました

 

10年前のクリスマス

我が家に来てくれました

 

ネザーランドワーフという小柄なウサギです

 

名前の由来ですが

身体がマーブルチョコレートのような

綺麗なチョコ色をしていたので

子供達がチョコと名付けました

 

ウサギの寿命は7~8年と言われており

お迎えする前に

 

本当に子供達がお世話ができるのか

家族で命のおもさについて

話し合ったことを思い出します

 

彼は自由なうさぎで

いつも家の中を嬉しそうに駆け回っている

姿が頭に浮かびます

 

我が家に迎い入れ10年

子供達も成人し

動物が好きな長女が

一緒に連れて行っていました

 

この一年は

高齢になり

白内障や身体の傾き

食事量の低下など

様々な症状がみられていました

 

その度に長女は

彼の状態に合った家を手作りし

注射器で食事を介助し

排泄の介助をしてくれていました

 

その中で

こころの準備も少しづつ

整えられていたのでしょう

 

彼女の中で

動物の看取りをすることは

人生の中で

何度か経験している事です

 

大往生してくれたチョコ君へ

今までの感謝を込めて

家族でお別れ会をすることになりました

 

寂しいけれど

命ある限り

懸命に生きてくれた姿を

忘れることなどできません

 

こころはぽっかり

するけれど

歌の歌詞のように

「時の流れに身を任せ~」です

 

身近な関係であれば

深い悲しみに包まれてしまいます

 

これからも「人生を歩む」ために

グリーフケアは重要な過程だと

改めて実感する出来事でした

 

綺麗な星空を見上げる事が

多くなりそうです

 

心地よい日々を

田中絵里
田中絵里公認心理師 福祉医療系専門学校講師・ケアマネに従事
いつもかわらず在る場所より幸せを願っております。

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